思ってもいないコンクリート工事のトラブル
駐車場やアプローチ、犬走りといったコンクリート工事には稀に思いもよらぬ現象が起きてしまいますΣ(゚Д゚;≡;゚д゚)
これは職人の技量に関わらず、起こりうる事象です。※技量もありますが、弊社では一定レベル以上の職人に依頼をしています。
どういったトラブルがあるのでしょうか?以下にご紹介する事例は全て自社案件に発生した事象です。
発生原因は様々で、主に冬季や梅雨時期(多湿)に発生する可能性があります。材料の配合的起因であったり、地場の水分量の問題であったりと一概に原因を突き止める方法がありません。一度打設してしまったら、通常色が抜けるまでに約30日掛かると言われています。2カ月経っても色が残った場合は。ほぼ抜けないとみていいでしょう。
年間200件以上の工事をさせていただいておりますが、1~2軒このような事象が起こっております。確率は1/200程ではありますが完璧に仕上げるお約束は出来ません。また、弊社では【やり直し工事】や【サービス対策】は承る事が出来ません。少しでもリスクを軽減する為に、冬季などの打設工事を極力しない様に対策をしております。もちろん、お施主様のご希望で打設する事は可能ですが、リスクのご説明をしっかりさせて頂いておりますのでご理解を持った上でご判断下さい。
色ムラ
こちらも色ムラ同様、冬季に起こりやすい現象です。急激な冷え込みや気温の変化で表面が凍結してしまい、斑模様になってしまいます。職人の経験から、冬季打設時には状況を鑑みてヒーターや投光器を用いて対策をする場合もありますが、それでも避けられず発生してしまう事もあります。
凍結
弛み、歪みには様々な起因があります。コンクリートはセメント+砂+砂利+水の配合にて形成される物質です。土間コンクリートの様な大きな面積を打設する際にはミキサー車を手配し既に配合されたコンクリートを流し込みます。空気層や、塊りを取り除きながら一定の力加減で打設して行きます。時間を掛け、均一な表面を目指し仕上げるのですが気温の変化や水分量・膨張率の重なりで時間が経過するとコンクリートが収縮・膨張し弛み、歪みが発生してしまいます。平らに均したにもかかわらず、引っ張り作用に負けてしまい変化する場合があるのです。上記の写真は伸縮し凹んで見えますが、5mm程度でもこのように水が溜まってしまいます。反対に膨張し膨らんでしまう事も稀にあります。弊社では完成クリアランス精度をmm単位ではお約束出来ません。図面の様にmm単位での精度は非常に難しく、修正を求められてもお答えすることは出来ません。弛み
弊社ではコンクリート打設時期は4月~11月を推奨しております。もちろん、その時期内に施工しても発生する可能性は十分にあります。少しでも皆様のご不安を減らすために事前にご説明をさせて頂いております。100%のご提供はお約束できませんが、わざと不愉快にさせる仕事などする訳がありません。弊社で作業してくれる職人は、皆様の笑顔を求めて日々努力をしております。何卒、ご理解の上ご依頼いただきますようお願い致します。また、先にも記載致しましたがやり直し工事等はサービスで承る事は出来ません。別途お見積りにてご対応致します。
ご注意!